2015年10月8日 ネイルニッパー 2015 Ｇマーク受賞
ニッパー型の爪切りは、カット後やすりを使わずに済むほど切味が良く、爪のためにも良いということで、一度使うと手放せないのですが、先端の鋭さや工具っぽいカタチから敬遠する人が少なくないのも事実。そこで思い切って先端を丸め、右手でも左手でも使うことから、グリップのカタチも工具発想でなく手へのフィットを第一に考えデザインした結果、今までにないカタチとなりました。（株）マルト長谷川工作所の理美容品ブランドMARUTOから2016年の発売予定。
2015年10月8日 新潟・三条の工具で新らしい趣味・三越本店Hajimarino cafe
日本橋三越本店７階のHajimarino cafeで９月２３日から１０月６日まで、”新潟・三条の工具で新しい趣味を始めよう”開催。マルト長谷川工作所、KEIBAブランンドのペンチ・ニッパー、兼古製作所、ANEXブランドの精密ドライバー、角利産業、KAKURIの鋸、ノミそして傘下のDIY女子によるワークショップ。加えてタミヤミニ四駆の組み立てワークショップという内容です。今回ＣＷｓは、新潟三条で工具メーカーとしてブランド的に離陸を果たしたメーカーさんを集め、企画と構成に参画しています。
2015年9月16日 デザインビジネス研究会
JIDA（日本インダストリアルデザイナー協会）入会まもなく、1994年から続けているフリーランスデザイナー、デザインオフィスの事業と経営についての情報交換を目的としている研究会。座長を務めています。今年度の2回目の研究会は久々に設立時のメンバーが集まりました。それぞれ独自のデザイン活動を続けていますが、インダストリアルデザイナーとしての事業領域が広がっていること、ランサーズに代表されるクラウドソーシングへの危機感など現在のビジネス環境について意見交換。今後、より定期的な情報交換と発信の必要性を感じた研究会でした。
2015年9月16日 デザイン保護協会研究会・意匠研究会
隔月で開催されている（一般社団法人）デザイン保護協会・意匠研究会での発表が再び回ってきました。今回は「インダストリアルデザイナーと意匠法」という題で、現行意匠法では保護の難しい、製品の表面テクスチャーや全体テイストといったところで、他社との差別化、差異化が競われている現状と、もうひとつ、意匠権が切れた後のデザイン保護について、デザイナー（創作者）の立場から話をさせていただきました。
2015年8月18日 福田哲夫さんの著書
福田さんから「新幹線をデザインする仕事」という新刊をいただきました。興味深い見出しの章がならび、出張の車内で読める本を目指したとおっしゃっていましたが、それぞれの章は短く読み易い構成です。良くお会いし話をする人の著書を読むというのは初めての経験ですが、読み進むにつれ、本人の語り口を知るだけに直に話を聞いているような不思議な感覚に包まれます。”「スケッチ」で語る仕事の流儀”と副題にあるように随所に流麗、軽快なスケッチがちりばめられたデザイナーらしいページが続く、お勧め本の一つです。
2015年8月3日 2015-7-27 現場を”見る”こと
製造メーカーさんとの新しいプロジェクトを始めるとき必ず工場現場を拝見することにしています。素材的、技術的に成熟に達した製品を成熟市場に展開というケースばかりの今日、原点である作業現場を他者の目で見ることで何か掴めるものがあると考えています。
2015年8月3日 2015-7-30
桑沢デザイン研究所、プロダクトデザイン論、最後の授業。とくに夜間部では15年間担当させていただきました。プロダクトデザインは学際的知識が必要と考え、毎回テーマを変え話をしてきましたが、年ごとに学生の興味内容が変化していく様など、自身にとっても毎年の緊張と勉強させられる時間でありました。
2015年8月3日 2015-7-13 研究会キックオフセミナー
所属する(公社)日本インダストリアルデザイナー協会で委員長を務める職能委員会では、日本弁理士会・意匠委員会との共同研究会を持っていますが、今年度研究会のキックオフを兼ねて、セミナーを開催（東京ミッドタウン・デザインハブ）。講師は今年度の弁理士会・意匠研究会委員長の松井宏記弁理士。新しく登録可能となった商標と権利化にあたっての可能性について、プロダクトデザイン分野としても興味深い内容でした。
2015年4月7日 4月新年度スタート
4月新年度スタート。入学式で新入生を前に「お祝いの言葉」です。
2015年4月7日 2月から3月の展示イベント
2月はギフトショー、西棟4階クリエーターズコーナーに、新作である木製トングのシリーズを出展。百貨店ならびに和食器専門店バイヤーさんなどに高い評価をいただきました。そのあと、2月18日から3月3日は、日本橋三越本店、Hajimarino cafe、カネコ総業さん展示のディスプレイデザイン、販売ツールデザインを手がけ、店頭にも立たせていただき、販売側から百貨店とお客さまを観察する貴重な体験をいたしました。
2015年10月8日
ニッパー型の爪切りは、カット後やすりを使わずに済むほど切味が良く、爪のためにも良いということで、一度使うと手放せないのですが、先端の鋭さや工具っぽいカタチから敬遠する人が少なくないのも事実。そこで思い切って先端を丸め、右手でも左手でも使うことから、グリップのカタチも工具発想でなく手へのフィットを第一に考えデザインした結果、今までにないカタチとなりました。
日本橋三越本店７階のHajimarino cafeで９月２３日から１０月６日まで、”新潟・三条の工具で新しい趣味を始めよう”開催。マルト長谷川工作所、KEIBAブランンドのペンチ・ニッパー、兼古製作所、ANEXブランドの精密ドライバー、角利産業、KAKURIの鋸、ノミそして傘下のDIY女子によるワークショップ。加えてタミヤミニ四駆の組み立てワークショップという内容です。今回ＣＷｓは、新潟三条で工具メーカーとしてブランド的に離陸を果たしたメーカーさんを集め、企画と構成に参画しています。
JIDA（日本インダストリアルデザイナー協会）入会まもなく、1994年から続けているフリーランスデザイナー、デザインオフィスの事業と経営についての情報交換を目的としている研究会。座長を務めています。今年度の2回目の研究会は久々に設立時のメンバーが集まりました。それぞれ独自のデザイン活動を続けていますが、インダストリアルデザイナーとしての事業領域が広がっていること、ランサーズに代表されるクラウドソーシングへの危機感など現在のビジネス環境について意見交換。今後、より定期的な情報交換と発信の必要性を感じた研究会でした。
隔月で開催されている（一般社団法人）デザイン保護協会・意匠研究会での発表が再び回ってきました。今回は「インダストリアルデザイナーと意匠法」という題で、現行意匠法では保護の難しい、製品の表面テクスチャーや全体テイストといったところで、他社との差別化、差異化が競われている現状と、もうひとつ、意匠権が切れた後のデザイン保護について、デザイナー（創作者）の立場から話をさせていただきました。
福田さんから「新幹線をデザインする仕事」という新刊をいただきました。興味深い見出しの章がならび、出張の車内で読める本を目指したとおっしゃっていましたが、それぞれの章は短く読み易い構成です。良くお会いし話をする人の著書を読むというのは初めての経験ですが、読み進むにつれ、本人の語り口を知るだけに直に話を聞いているような不思議な感覚に包まれます。”「スケッチ」で語る仕事の流儀”と副題にあるように随所に流麗、軽快なスケッチがちりばめられたデザイナーらしいページが続く、お勧め本の一つです。
製造メーカーさんとの新しいプロジェクトを始めるとき必ず工場現場を拝見することにしています。素材的、技術的に成熟に達した製品を成熟市場に展開というケースばかりの今日、原点である作業現場を他者の目で見ることで何か掴めるものがあると考えています。
桑沢デザイン研究所、プロダクトデザイン論、最後の授業。とくに夜間部では15年間担当させていただきました。プロダクトデザインは学際的知識が必要と考え、毎回テーマを変え話をしてきましたが、年ごとに学生の興味内容が変化していく様など、自身にとっても毎年の緊張と勉強させられる時間でありました。
所属する(公社)日本インダストリアルデザイナー協会で委員長を務める職能委員会では、日本弁理士会・意匠委員会との共同研究会を持っていますが、今年度研究会のキックオフを兼ねて、セミナーを開催（東京ミッドタウン・デザインハブ）。講師は今年度の弁理士会・意匠研究会委員長の松井宏記弁理士。新しく登録可能となった商標と権利化にあたっての可能性について、プロダクトデザイン分野としても興味深い内容でした。
4月新年度スタート。
2月はギフトショー、西棟4階クリエーターズコーナーに、新作である木製トングのシリーズを出展。百貨店ならびに和食器専門店バイヤーさんなどに高い評価をいただきました。そのあと、2月18日から3月3日は、日本橋三越本店、Hajimarino cafe、カネコ総業さん展示のディスプレイデザイン、販売ツールデザインを手がけ、店頭にも立たせていただき、販売側から百貨店とお客さまを観察する貴重な体験をいたしました。